【Wix】ホームページの作り方!実際のサイト制作例、注意点も解説

この記事の監修者

「新潟SEO情報局」の局長。SEO歴は10年以上で、オウンドメディア運用やコンテンツSEOが得意。普段はフリーランスのSEOコンサルタント兼ディレクターとして活動中。

Wixは、初心者でも簡単にホームページを作れるサービス。テンプレートを選ぶだけで、HTMLやCSSの知識がなくても簡単にホームページを作成できます。無料プランもあるため、費用を抑えたい方にもおすすめのサービスです。

ホームページを作れるサービスはたくさんあるので、どれを使うべきか悩んでしまいますよね。

中でもWixは動的なコンテンツを追加できる点、アプリでネットショップやフォームなど高度な機能を使える点が特徴です!

この記事ではWixを使ったホームページや、実際にWixで作られたサイトを紹介します!Wixに興味がある方はぜひ、最後までお読みください!

この記事は「コンテンツ制作ポリシー」に沿って制作しています。

目次

【画像つき】Wixを使ったホームページの作り方を5つの手順で開設

Wixを使ったホームページの作り方を5つの手順に分けて紹介します。

ホームページの作り方
  1. アカウント作成
    • メールアドレス・Googleアカウント・Facebookアカウントのいずれかで登録
  2. サイトの基本設定
    • AIの質問に答えて基本のデザインを設定
  3. テンプレート選択
    • 一度選んだテンプレートは後から変更できないので慎重に選択
  4. ホームページの編集
    • 用途にあわせてホームページをカスタマイズ
  5. 公開
    • 仕上がりを確認し公開

専門的な知識は必要なく、書いてある通りに進めればホームページを作成できます。実際の操作をスクショ付きで解説します。

アカウント作成

まずはアカウントを作成します。トップ画面より「無料で始める」を選択します。

https://www.wix.com/

メールアドレス、パスワードを登録するか、GoogleやFacebookのアカウントを使ってログインします。

ビジネス用のGoogleアカウントを作っておき、GoogleアカウントでWixを管理すると新しくパスワードを設定する必要がありません。

新規登録画面

サイトの基本設定

サイトの基本設定を行います。AIの質問に答えて、ホームページの用途やターゲットを設定します。より自分のニーズに合ったページを作るため、質問にはなるべく正確で具体的に回答しましょう。

サイトの基本設定

基本設定で質問される内容の例をまとめました。

  • ビジネスの目標
  • ホームページの用途
  • ビジネスの歴史
  • これまでの経験

テンプレート選択

テンプレートからホームページのデザインを選択します。「テンプレートをカスタマイズ」「AIを使用してデザインを作成」の2通りで作成できます。

「テンプレートをカスタマイズ」では、ジャンルやキーワードからテンプレートを選択して、細かい部分をカスタマイズします。各テンプレートをクリックするとデザインの全体を確認できます。

「AIを使用してデザインを生成」では、質問に答えるだけでWixが自動でホームページのデザインを作成してくれます。

後にも書いていますが、一度選んだテンプレートは修正できないので慎重に選びましょう!

ホームページの編集

テンプレートが決まったら、ホームページの細かい調整を行います。

装飾だけでなく動画や音楽、ネットショップや予約フォームも追加できます。用途に合わせてホームページをカスタマイズしましょう。

公開

「公開」を押すまでは、ホームページはインターネット上で閲覧できません。

細かい設定まで終わったら「プレビュー」で仕上がりに問題がないか確認し、「公開」でホームページをインターネット上に公開します。

Wixでホームページを作成するときの確認事項5つ

せっかくWixでホームページを作成しても、ユーザーの目に止まらなければ意味がありません。ホームページ作成時にしておくことを5点解説します。

  • ダッシュボードの機能を確認する
  • ドメインを設定する
  • ページの編集方法をマスターする
  • Googleビジネスプロフィールと連動させる
  • SEO対策を行う

ダッシュボードの機能を確認する

Wixではダッシュボードからさまざまな機能にアクセスできます。まずはダッシュボードの機能を一通り確認しておきましょう。

ダッシュボードはログイン後、次のように表示される画面のことです。

ダッシュボードの各機能と、概要をそれぞれまとめました。

サイト設定未完了のサイト設定を表示
ホームダッシュボード画面を表示
収益管理請求書や見積書を管理するツール
ブッキングカレンダー予約・管理スケジュールを入力
販売管理商品・サービスの受注、売上管理
商品・サービスWix上でサービスを販売
ブログブログ記事の作成・公開
ポートフォリオポートフォリオプロジェクトを作成、編集、管理
アプリチャットボット、マップなどのアプリと連携
サイト・モバイルアプリSEO、モバイルアプリとの連携
Inboxメッセージの送受信
顧客・リード管理顧客、リード、サイト会員を管理、追跡
マーケティングサイトへのアクセス数を向上させるための広告・ツール
アクセス解析サイト全体のアクティビティ
オートメーションメール、タスクの自動化
設定サイト全体、各機能の詳細設定
CMSサイト全体で使えるコレクションの作成
デベロッパーツールサイトのパフォーマンスの問題やエラーをチェック

ドメインを設定する

ドメインとはhttp://www.〇〇〇.com/のように表される、インターネット上の住所のことです。Wixでホームページを作成したらドメインを設定しましょう。

このサイトであれば、「https://niigata-seo.com/」が!ドメインに当たります!

Wixのドメインには、無料ドメインと独自ドメインの2種類があります。

無料ドメインは「https://web〇〇〇.wixsite.com/~」で表され、無料で使える代わりにWixの広告が表示されます。手軽な反面、本格的なビジネスには不向きです。

独自ドメインを利用するには料金がかかりますが、その代わり自分の好きなURLを取得できます。一度独自ドメインを取得しておけば、将来Wix以外の方法でホームページをリニューアルした際も、同じドメインを使用できます。

今後ホームページを使ってビジネスを続けていきたいなら、独自ドメインがおすすめです。

ページの編集方法を把握する

こちらがページの編集画面です。

赤枠の部分からサイト全体やページの編集・設定ができます。

ページの編集画面でできる操作をまとめました。

  • セクションの追加
  • サイト、ページのメニュー
  • サイトのカラー・背景画像
  • Wixアプリとの連携
  • 画像・動画の追加

HTML、CSSを知らなくても直観的に操作できます。

Googleビジネスプロフィールと連動させる

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)とは、google上に自分のビジネスに関する情報を掲載できるツールです。

URLを登録できるため、Wixでホームページを作ったら追加しておきましょう。

Googleビジネスプロフィールに登録すると、Google検索やGoogleマップに自分のビジネスプロフィールが表示されます。Googleビジネスプロフィールから、ホームページへの流入が期待できます。

SEO対策を行う

Wixに限らず、ホームページを見てもらうにはSEO対策が必要不可欠です。SEO対策とはGoogleの検索エンジンで上位表示を狙うための施策のこと。

WixのホームページでできるSEO対策の例を紹介します。

  • Google Search Consoleと連携する
  • タイトル、ディスクリプションにキーワードを入れる
  • 画像にAlt(代替テキスト)を入れる
  • 関連サイトから被リンクをもらう
  • 定期的に更新する

また、WixにはSEOアシスタント機能が付いています。サイト・モバイルアプリ>SEOからSEO対策のアドバイスが確認できるので活用しましょう。

Wixでホームページを作成する5つのメリット

Wixでホームページを公開するメリットを5つ紹介します。

  • 無料でホームページを作成できる
  • HTML、CSSやデザインの知識がなくても作れる
  • アプリでさまざまな機能を組み込める
  • 動的要素を追加できる
  • SEO対策の機能がある

それぞれのメリットについて、具体的に解説します。

無料でホームページを作成できる

Wixを使えば、無料でホームページを作成できます。

通常、ホームページを作るには費用がかかります。月々のサーバー代に加え、外注する場合は制作費やメンテナンス費用が必要です。Wixの無料プランではサーバー代やメンテナンス代はかかりません。低コストでホームページを作成できます。

Web集客にコストをかけられない人にとって、Wixはおすすめのサービスです。

HTML、CSSやデザインの知識がなくても作れる

通常、ホームページ制作にはHTML、CSSやデザインの知識が必要です。加えてサイトに動きを付ける場合、より複雑なプログラミングが必要になることも。

一朝一夕では、これらのスキルを身につけることはできません。外注するにもコストがかかります。

Wixなら、専門の知識がない初心者でもホームページを作れます。AIを使用すれば、一から自分で設定しなくとも質問に答えるだけで用途やニーズに合ったデザインを選べます。

アプリでさまざまな機能を組み込める

Wixでは、アプリを組み込むことでホームページにさまざまな機能を組み込めます。アプリは一部有料ですが、無料のアプリも多いためコストをかけずに豊富な機能を使えます。アプリで組み込める機能の例をいくつかまとめました。

  • アクセス解析
  • オンラインストア
  • チャットサポート
  • お問い合わせフォーム
  • ボタン、バナーなどの装飾

アクセス解析やお問い合わせフォームは、どんな業態でもマストな機能です!

本来、これらの機能を一から組み込むには専門の知識が必要です。しかしWixを使えば、コードを知らなくてもホームページに便利な機能を組み込めます。

動的要素を追加できる

Wixにはスライダーや画像ギャラリーなど、動的なコンテンツをホームページに追加できます。動きのあるデザインを取り入れることでユーザーの目を引き、サイトをより魅力的に見せてくれます。

動的なコンテンツはデザイン編集画面の「動画・音楽」や「インタラクティブ」から簡単に組み込みが可能です。特にビジュアルでユーザーを引き付けたい場合、動的要素を活用しましょう。

あまり使い過ぎるとページの表示速度が遅くなるため、使いすぎには注意が必要です。

SEO対策の機能がある

自分のサイトをGoogle検索の結果で上位に表示させるための施策をSEO対策といいます。無料プラン、有料プランで対応可能な範囲は異なるものの、WixにはSEO対策の機能があります。

ホームページはただ作るだけではなく、ユーザーに読んでもらい集客につなげることがゴールです。
機能やデザインだけでなく、SEO対策も意識してホームページを作りましょう!

Wixでホームページを作成する5つのデメリット

Wixでホームページを作成するデメリットを5つ紹介します。

  • デザインに制限がある
  • テンプレートを途中で変更できない
  • ページの表示速度が遅い
  • バックアップ機能がない
  • SEO対策の機能に制限がある

手軽にホームページを作成できる反面、デザインや機能に制限があるのがデメリットです。特にテンプレートを途中で変更できない点には注意が必要です!

デザインに制限がある

Wixはテンプレートからデザインを選択するため、デザインに制限があります。ホームページのデザインにこだわりたい場合、Wixでは物足りないと感じるかもしれません。

一からデザインを作りたい場合は制作会社に依頼するのがおすすめです。料金はかかりますが、自分のこだわりたいポイントを押さえてホームページを制作できます。

テンプレートを途中で変更できない

Wixで一度作ったホームページは、テンプレートを途中で変更できません。もしテンプレートから作り直したい場合は、ホームページを作り直すか他の方法でホームページを作る必要があります。

初心者でもホームページを作りやすい反面、デザインの変更に融通が効きにくいのがWixのデメリットです。

ページの表示速度が遅い

Wixはアニメーションやアプリでさまざまな機能を付けられる分、ページの表示速度が遅くなる傾向があります。

特に容量の大きい動画、画像をホームページに使っていると、ページが重くなります。Wixは便利な機能がある分、ついホームページに過剰な容量のデータを詰め込んでしまうことも。

表示速度が遅いとユーザーの満足度が下がり、ホームページを離脱する原因になります…。

せっかくホームページを見てくれる人が増えても、ユーザーに途中で離脱されたらもったいないですよね。

Wixでホームページを作る際はデザインや機能だけでなく、ページの表示速度にも注意しましょう。ページスピードインサイツを使うと、URLを入力するだけで表示速度を測定できます。

ページの表示速度が遅いと感じた場合は、アプリや動画を減らしたり画像の容量を変更してホームページを軽くしましょう。

バックアップ機能がない

Wixで作ったホームページにはバックアップ機能がありません。万が一何らかの理由でホームページが消えてしまった場合、一から作り直す必要があります。

一般的なレンタルサーバーで作成したホームページには、バックアップ機能の付いているサービスが多いです。もしバックアップ機能のあるホームページを制作したい場合は、他の方法を選びましょう。

SEO対策の機能に制限がある

Wixは手軽にホームページを作れる反面、SEO対策の機能に制限があります。特に無料プランでは制限が多く、本格的なSEO対策をするためには有料プランへの加入が必須です。

Wixで可能なSEO対策をまとめました。

無料プランでできるSEO対策有料プランでできるSEO対策
・タイトル、ディスクリプションの設定
・画像のalt属性
・SSL認証
・サーチコンソール連携
・独自ドメイン
・サイトマップの自動送信
・301リダイレクト

機能を考えると、ビジネスで使うならやはり有料プランがおすすめです!

Wixで作ったホームページの例

実際にWixで作成されたホームページを3つ紹介します。

  • 新潟呼吸ケアフォーラム
  • 新潟市野球連盟
  • ​新潟市消費者協会

個人だけでなく、企業や団体もWixを使ってホームページを運営しています。

新潟呼吸ケアフォーラム

https://niigatarcf.wixsite.com/home

新潟呼吸ケアフォーラムのホームページにはWixが使われています。

タブでセミナーや年間スケジュールの情報が分かれており、クリック1つで見たい情報を見られる構造です。テキスト中心のシンプルなホームページで、知りたい情報がすぐに見つかります。

新潟市野球連盟

https://nsbb-niigata.wixsite.com/niigata

新潟市野球連盟のホームページもWixで作成されています。

スライダーにより実際の活動がビジュアルで見られるため、活動に興味を持ってホームページを訪問した人にも親切な作りです。Wixならスライダーのように、ホームページに動きを付けられます。

​新潟市消費者協会

https://www.niigatasyoukyou.com/

​新潟市消費者協会のホームページもWixで作成されています。​

所々に風景の写真が入っており、テキストと写真のバランスが見やすいデザインになっています。

Wixで気軽にホームページを作成してみよう

Wixを使えば、初心者でも簡単にホームページが作れます。アプリ機能を使えばネットショップや予約フォームも簡単に追加できます。その一方でデザインに制限があったり、ページの表示速度が遅くなったりする点には注意が必要です。

Wixは無料で使えるプランもあるので、手軽にホームページを作成したい方は試しに登録してみましょう!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事の監修者

「新潟SEO情報局」の局長。SEO歴は10年以上で、オウンドメディア運用やコンテンツSEOが得意。普段はフリーランスのSEOコンサルタント兼ディレクターとして活動中。

目次