Instagramはホームページの代わりにならない!使い分けの方法とは?

この記事の監修者

「新潟SEO情報局」の局長。SEO歴は10年以上で、オウンドメディア運用やコンテンツSEOが得意。普段はフリーランスのSEOコンサルタント兼ディレクターとして活動中。

Instagram(インスタ)は最も人気の高いSNSの1つです。主に画像・動画を投稿するサービスで、特に若年層や女性のユーザーを多く持っています。

Web集客を考えていて、Instagramをホームページ代わりにしたいと考えている方もいるかもしれません。Instagramはホームページより拡散性が高いものの、投稿できる情報量に限りがあることからホームページの代替にはなりません。

つるけん

Web集客をしたいなら自社の情報をホームページにまとめておき、平行してInstagramを運用するのがおすすめです!

Web集客をするうえで、ホームページとSNSの併用は必須。Instagramは拡散性の高いサービスなので、正しく使えば自社を知ってもらうきっかけづくりに役立ちます。

この記事ではInstagramとホームページの違い、集客するために知っておきたい使い分け方を解説します。Web集客にお悩みの方はぜひ最後までお読みください!

この記事は「コンテンツ制作ポリシー」に沿って制作しています。

目次

Instagramはホームページの代わりにならない

Instagramは画像、動画を投稿できるプラットフォームです。ユーザーの主な年齢層は10代〜30代くらいと、若年層が多めです。

InstagramはWeb集客に役立つSNSですが、ホームページの代わりにはなりません。これはInstagramがホームページの役割を全てカバーできる機能を持っていないためです。

Instagramを始めとしたSNSは時間が経つと投稿が埋もれてしまいます。常にユーザーに見てもらうにはSNS流入だけでなく、検索エンジンからの流入も重要です。Instagramでは検索エンジンからヒットしにくいため、SEO対策ができるホームページも持っておきましょう。

またInstagramは画像、動画の投稿がメインのため、1つの投稿に入る情報量は限られています。自社の情報を書いても、Instagramから直接自社の商品やサービスを売るのは難しいでしょう。

Instagramとホームページの違い

Instagramホームページ
料金自分で制作・運用する場合:0円外注する場合:10万〜50万円/月自分で制作・運用する場合:1,000円~
外注する場合:10万~200万円程度
流入経路SNS検索エンジン
1投稿あたりの情報量制限がある制限がない
拡散されやすさ拡散されやすい拡散されにくい
ユーザーとのコミュニケーション取りやすい取りにくい

それぞれの項目について、より詳しく解説します。

料金

Instagram、ホームページの運用にかかるコストの相場は次の通り。外注する場合、依頼先や依頼する内容によって費用は大きく異なります。

Instagramホームページ
自分で制作・運用する場合0円1,000円~
外注する場合10〜50万円/月10~200万円程度

Instagramでアカウント開設、投稿を自分で行う場合は費用がかかりません。より数字を伸ばすためのコンサルティングや運用代行、画像・動画の作成を外注を依頼する場合は月々10〜50万円程度のコストがかかります。

ホームページの作成から運用を自分で行う場合、基本的なコストはサーバー代のみ。レンタルサーバーであれば、月々のコストは1,000円前後です。

ホームページの制作や運用・保守、SEO対策を依頼する場合は10〜200万円程度の費用がかかります。制作から依頼する場合、料金も高額になりがちです。

Web集客の費用については、こちらの記事で詳しく解説しています。

流入経路

Instagramはフィード投稿やストーリー、リール動画などの投稿を通して、ユーザーがアカウントを認知してくれます。一方で検索エンジンからInstagramの流入はほとんど見込めず、検索エンジンからの流入が中心です。

つるけん

検索エンジンからホームページを見てもらうには、SEO対策が必要不可欠です!

SEO対策とは、ページが検索結果で上位に表示されるための対策のこと。コンテンツの内容やサイト全体の設定など、細かい部分で工夫が必要です。SEO対策は決して簡単ではありませんが、よく検索されるキーワードで検索上位を取れると継続的に多くの人がホームページを訪問してくれます。

検索エンジンのほか、ホームページと連携しているSNSや、名刺に添付しているQRコードやURLからアクセスするユーザーもいます。ホームページの流入経路は、Googleアナリティクスから確認できます。

1投稿あたりの情報量

Instagramの投稿は画像、動画が中心です。フィード投稿の画像は20枚まで、動画は60秒までの制限があります。

Instagramではテキストの情報を見てもらうのが難しく、画像や動画だけで伝えられる情報には限りがあります。また、あまりにも情報量の多い投稿はユーザーが最後まで見ずに離脱してしまうでしょう。

つるけん

Instagramはユーザーの目を引くには役立ちますが、詳しい情報をしっかり伝えるには物足りない印象です…。

ホームページは画像や動画だけでなく、テキストや図表も載せられます。記事だけでなくお問い合わせフォームや決済も対応可能です。

ホームページは投稿のボリュームや機能に制限がないため、Instagramより詳細な情報を公開したいときには向いているといえるでしょう。自社の情報や商品・サービスの紹介、ブログを更新するとユーザーの参考になります。

拡散されやすさ

Instagramは拡散されやすく、投稿によっては一度に多くのユーザーが見てくれるチャンスがあります。ユーザーの興味を引く投稿ができれば、自社の認知度を一気に高められます。

つるけん

いわゆる「バズる」という状態です!

ホームページは投稿が埋もれにくい一方で、投稿が拡散されることは多くありません。検索順位が安定すればコンスタントに見てもらえる一方、瞬発力ではInstagramに劣ります。

ユーザーとのコミュニケーション

InstagramではコメントやDMを通して、ユーザーとコミュニケーションを取れます。ユーザーからの反応を見て、投稿をブラッシュアップしましょう。

ユーザーとのコミュニケーションが多いとInstagramのアルゴリズムから評価されるため、よりユーザーの目に入りやすくなります。投稿の中でユーザーにフォローや「いいね」を押すよう誘導してもいいでしょう。

一方でホームページでは情報を発信できても、問い合わせを除くとユーザーからの反応を見る機会はほとんどありません。双方的なコミュニケーションを取りたいなら、Instagramを活用しましょう。

Instagramとホームページの使い分け

Instagramとホームページでは、メディアの持つ強みが異なります。闇雲に運営するのではなく、それぞれ目的を持って設計、更新しましょう。

具体的な使い方を解説します。

  • Instagramで自社を知ってもらうきっかけをつくる
  • 自社の詳しい情報はホームページに掲載する
  • ホームページとInstagramを連携して動線をつくる

「Instagramで自社を知ってもらうきっかけをつくる→ホームページでより詳しく知ってもらい成約につなげる」という流れをつくれるのがベストです!

Instagramで自社を知ってもらうきっかけをつくる

Instagramは拡散されやすく、最初に自社を知ってもらうきっかけづくりには最適のサービスです。自社の顧客となりそうな人をイメージして、その人が興味を持つような投稿を心がけましょう。

例えばエステサロンの集客であれば、施術前後の変化やお客さんの口コミ、おすすめのコースを紹介すると良いでしょう。エステを受けるとどんな変化が期待できるのか、どんなコースが自分に合っているかが一目で分かります。

また、Instagramでは広告出稿も可能です。費用はかかりますが、より多くのユーザーに自社を知ってほしい場合は広告を検討してもいいでしょう。

自社の詳しい情報はホームページに掲載する

Instagramで投稿できる情報の量は限られており、形式も画像や動画に限られます。自社の場所や営業時間、商品・サービスの一覧などより細かい情報やブログはホームページに掲載しましょう。

Instagramの投稿は見てもらいやすいものの、時間が経つと埋もれてしまいます。特にInstagramでテキストの情報を読んでもらうのは難しいでしょう。読まれないまま投稿が埋もれてしまうと、こちらの情報が相手に伝わらないため、集客にはつながりません。

埋もれてしまうと困る情報は、ホームページにまとめておくとユーザーにとっても便利です。

ホームページとInstagramを連携して導線をつくる

ホームページとInstagramを連携して、Instagramからホームページを見てもらえるよう導線をつくりましょう。ホームページとInstagramを連携する手順は、次の3ステップ。

  1. Instagramアカウントを作成する
  2. プロフィールページを開く
  3. 外部リンク(ブログURL)を追加する

こちらの記事で具体的に解説しています。

Instagramのインプレッションやフォロワーが増えただけでは、売上にはつながりません。必ず自社の情報を見てもらえるよう導線を作り、成果につなげましょう!

連携するだけでなくストーリー、ハイライトにURLを貼ると、投稿から興味を持ったユーザーがURLを訪問してくれます。

集客導線についてはInstagram以外にも経路があり、SNSでは次のサービスも有効です。

  • X(旧Twitter)
  • Facebook
  • TikTok

年代やジャンルによって相性があるため、闇雲に全てのSNSを運用するのではなく自社に合いそうなSNSを運用しましょう。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

まとめ

Instagramはホームページの代わりとしてではなく、両方を使い分けることがおすすめです。

Instagramは拡散性や手軽さに強みがあり、ホームページは情報量と検索流入の面でInstagramより優れています。

つるけん

自社だけで運営するのが難しい場合、外注するのも手です!

両方を上手に使い分けることで、集客で成果を発揮できるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事の監修者

「新潟SEO情報局」の局長。SEO歴は10年以上で、オウンドメディア運用やコンテンツSEOが得意。普段はフリーランスのSEOコンサルタント兼ディレクターとして活動中。

目次