【Ubersuggest】買い切り版を9,999円でお得に購入する方法

監修者

つるけん(鶴巻健太) つるけん(鶴巻健太) 新潟SEO情報局長

SEO歴は10年以上で、オウンドメディア運用やコンテンツSEOが得意。普段はフリーランスのSEOディレクターとして活動中。

Ubersuggest(ウーバーサジェスト)はコスパに優れたSEOツールです。キーワード選定や競合調査、自社サイトの分析などもできる、いわゆるオールインワン。

しかも買い切りで利用できる点がUbersuggestの魅力。とはいえ、安いプランでも買い切り29,999円なので、購入に戸惑うかもしれません…。

ただ、実は9,999円で購入できるんですよ。

ここでは、Ubersuggest(ウーバーサジェスト)の買い切り版を9,999円で購入する方法を画像付きで解説!使ってわかったメリット・デメリットもお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

※Ubersuggestの料金プランを見てみる

Ubersuggestのプランには、パーソナル、ビジネス、エンタープライズがあります。それぞれ月額または買い切りで使用できます。プランごとの料金と機能をまとめました。

プランパーソナルビジネスエンタープライズ
月額プラン2,999円/月4,999円/月9,999円/月
買い切りプラン29,999円49,999円99,999円
ユーザー125
ドメイン1715
検索数150/日300/日900/日
競合数5/ドメイン10/ドメイン15/ドメイン
スキャンページ数1,000/ドメイン5,000/ドメイン10,000/ドメイン
追跡キーワード数125/ドメイン150/ドメイン300/ドメイン
ロケーション数20/ドメイン無制限無制限
引用元:https://app.neilpatel.com/ja/pricing

個人ブログや小規模なサイトを運営する場合、パーソナルプランで十分。複数のサイトや大規模なサイトを運営する場合は、ビジネスプランやエンタープライズを検討しましょう。

この記事は「コンテンツ制作ポリシー」に沿って制作しています。

目次

Ubersuggestの買い切り版を9,999円で購入する方法

Ubersuggestの買い切り版を9,999円で購入する方法を3ステップで解説します。通常の買い切り版より機能は制限されますが、廉価でUbersuggestを利用できます。

  • トライアル登録
  • トライアル期間中にキャンセル画面まで進む
  • 特別オファーで契約

それぞれの手順を、画像付きで解説します。

トライアル登録

Ubersuggestは無料トライアルとして、有料プランを7日間使用できるサービスがあります。「まずは無料でお試し」を選択し、アカウント登録をすると7日間のトライアルが開始します。

登録後、「アカウント&請求情報」から現在のプランが「パーソナル 毎月」になっていることを確認しましょう。

トライアル期間中にキャンセル画面まで進む

トライアル期間中にキャンセル画面まで進み、途中で表示されるオファーを契約します。

まず「アカウント&請求情報」より、「サブスクリプションをキャンセル」を選択しましょう。

キャンセルの理由と意見を記入し、「アカウントをキャンセル」を選択します。

「サブスクリプションをキャンセル」を選択し、確認画面で全ての項目にチェックを入れた状態で「アカウントをキャンセル」を選択してください。

特別オファーで契約

キャンセル画面まで進むと特別オファーが表示されるので、契約を進めます。

「ライフタイムアクセスの取得」を選択します。

「利用プランをアップグレードしました。」と表示されるので、もう一度現在のプランを確認しましょう。「ベーシック 買い切り」に変更されています。

通常の買い切り版と特別オファーの違い

特別オファー(9,999円)のUbersuggestは、通常の買い切り版よりも機能に制限があります。

特別オファー
プロジェクト1
競合数2/ドメイン
追跡キーワード数25/ドメイン
クロールの最大ページ数監査ごとに150ページ

通常のパーソナルプランと比較して、追跡キーワード125/ドメイン→25/ドメインと特に少なくなっています。

追跡キーワードとは、特定のキーワードで検索したときの検索順位をチェックする機能です。手動で1つ1つキーワードを入力するのは手間がかかるため、ツールを用いて自動でキーワードをチェックする必要があります。

特別オファーを利用する場合、検索順位を別ツールで確認しなければいけません。

Ubersuggestの特別オファー版を利用する場合は検索順位チェックツールも導入しましょう。検索順位ツールにはさまざまなものがありますが、WindowsユーザーならGRC、MacユーザーならNobilistaがおすすめです。

ちなみに私はNobilistaを利用しています。ボタン1つで登録したキーワードの検索順位を調べられるので、サイト運営には欠かせません。

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Ubersuggestの使い方

Ubersuggestには次の機能があります。なお、画面では特別オファーの買い切り版を使用しています。

  • キーワード分析
  • 競合分析
  • キーワード、コンテンツ候補

機能ごとに使い方を紹介します。

キーワード分析

良質なコンテンツを作っても、適切なキーワードを選定しないとユーザーに読んでもらえません。よって、キーワード分析はSEO対策の要といえます。

Ubersuggestは、キーワード分析に便利なツールです。

特定のキーワードを入力すると、次の情報を表示します。

  • 検索ボリューム
  • SEO難易度
  • 有料難易度
  • クリック単価(CPC)
  • キーワード候補
  • コンテンツ候補

検索ボリュームは平均だけでなく、月ごとの推移までわかります。特にセールや季節により需要が変動するキーワードは、グラフで確認するのがおすすめです。

実際にあるイベントについてキーワード分析を行ったところ、開催前の時期には検索ボリュームが平常時の2倍に増加していました。

競合分析

「トラフィック予測」にURLを入力すると、自サイトだけでなく競合サイトの分析も可能です。

検索順位を上げたいとき、闇雲に記事の追加・リライトを行うのは得策ではありません。改善点を予測してから対策を立てた方が、効果を期待できます。競合分析はそのために役立ちます。

「トラフィック概要」より自サイト、競合サイトについて次の項目を分析できます。

  • オーガニックキーワード
  • オーガニックトラフィック
  • ドメインオーソリティ
  • 被リンク

競合と自サイトを比較すると、自サイトに不足しているコンテンツを調べられます。

キーワード、コンテンツ候補

キーワード概要の画面から、特定のキーワードに対するキーワード、コンテンツ候補を表示できます。

キーワード候補では、特定のキーワードに対して関連性の高いキーワードの情報を取得できます。取得できる情報は次の通りです。

  • サジェスト
  • 疑問
  • 関係
  • 比較

たとえば特定のキーワードに関する記事の中や内部リンクに、関連キーワードのコンテンツを盛り込むと、興味を持ったユーザーが複数の記事を読みます。滞在時間を延ばして再検索を減らせるため、SEO対策として効果的です。

コンテンツ候補では、SNSで最もシェアされたコンテンツを確認できます。

  • 流入見込み
  • 被リンク
  • Facebookでシェアされた数
  • Pinterestでシェアされた数

コンテンツ候補は、検索流入だけではわからないニーズを知るために便利です。

使ってわかった!Ubersuggestのメリット・デメリット

私も特別オファーで買い切り版を9,999円で購入してみました。SEOツールは月額課金型が多いので、9,999円で一生使えるのは魅力的なのですが…

正直、使いにくさを感じる場面も多くあります。それを踏まえ、Ubersuggestのメリット・デメリットを正直にお伝えしますね。

Ubersuggestのメリット

メリット
  • サジェストキーワードを網羅的に調査できる
  • 検索ボリュームやSEO難易度(上位表示難易度)もわかる
  • 競合の想定アクセス数や獲得被リンクなども調査できる

SEO対策やオウンドメディアを運用するにあたって、キモになるのが「キーワード選定」と「競合調査」です。Ubersuggestはこれらに必要な機能を備えているので、効率的に業務を進められます。

たとえば、次のような使い方がおすすめ。

  • 競合サイト(ベンチマーク)を複数ピックアップ
  • それぞれのドメイン評価(DA)・アクセス数・獲得キーワード・被リンクを調査
  • 自社のドメイン評価やサービスなどと照らし合わせ、対策キーワードを選定
  • 対策キーワードに関連するキーワード(サジェスト)を調査
  • 獲得できそうな被リンク先にアプローチ

Ubersuggestのデメリット

デメリット
  • アメリカのツールなので画面表示が英語
  • 毎回、翻訳しなければいけない
  • 翻訳すれば使えるが支離滅裂な表示になることも
  • 時おりキーワードが文字化けする
  • 画面表示が遅い

コスパは抜群なのですが、とにかく使いにくいのがUbersuggestのデメリット。ブラウザ(Google Chrome)の翻訳機能を活用すれば問題なく操作できるのですが…

支離滅裂な文章が表示されたり、キーワードが文字化けすることも多々あります。そして画面が表示されるまでに時間がかかるため、急いでいるときは結構なストレスです。

Ubersuggestはこのような人におすすめ

Ubersuggestが向いている人
  • 個人事業主や小規模事業者
  • 初めてSEOツールを導入する
  • なるべくコストをかけずSEO対策を進めたい
  • オウンドメディアから集客したい
  • ブラウザはGoogle Chromeを使っている

私も個人事業主(フリーランス)として活動しているので、「固定費をどのように抑えようか…」と常に考えています。そのため、買い切りで利用できるSEOツールは本当にありがたい。

SEO対策に必要な機能、たとえばキーワード選定や競合のアクセス調査、被リンク数などが揃っているので、最初に導入するには最適なツールといえます。

「まずはUbersuggestの使用感を試してみたい…」という方は、無料版やトライアルを活用しましょう。無料版は1日3回、トライアルは1週間の制限が設けられていますが、Ubersuggestの機能性を実際に確認できますよ。

反対に、Ubersuggestを避けた方がよい人

Ubersuggestを避けた方がよい人
  • サクサク操作を進めたい
  • 有料ツールを使用したくない
  • 他のSEOツールを使っている(ラッコキーワード、Ahrefsなど)

Ubersuggestのデメリットは、とにかく使いにくいこと。慣れれば問題ありませんが、表示速度の遅さや文字化けなどのエラーは、どうしてもイライラしますね…。

また、ラッコキーワードやAhrefsといったツールを使っているのであれば、Ubersuggestは不要です。

私自信、買い切り版(9,999円)のUbersuggestを購入したものの、今では使う機会も少なくなっています。キーワード選定はラッコ、競合調査や被リンク調査はAhrefsを活用しているので…。

とはいえ、買い切り版を購入すれば追加費用は発生しないので、間違いなくコスパはよいですね。

Ubersuggestに関してよくある質問

Ubersuggestに関してよくある質問と、それぞれの回答をまとめました。

Ubersuggest・キーワードプランナー・ラッコキーワードの違いは?

キーワード選定ツールを調べていると、Ubersuggest・キーワードプランナー・ラッコキーワードという名称を目にする機会が多いです。それぞれの違いをまとめると次のようになります。

ツール名料金特徴
Ubersuggest無料〜買い切り99,999円・オールインワンのSEOツール
・買い切りで使える
・機能は豊富だが使いにくい
キーワードプランナー基本無料・無料版だと検索ボリュームが曖昧
・広告出稿で正確なボリュームが表示
・関連キーワードの調査に最適
ラッコキーワード無料〜月額9,900円・優秀なキーワード調査ツール
・競合調査もできるが精度がイマイチ
・有料プランは最安月額440円

Ubersuggestがオールインワンツールなのに対し、キーワードプランナーやラッコキーワードは「キーワード調査」に特化しています。それぞれの特徴はこちらの記事でまとめているので、ぜひ参考にしてください。

Ubersuggest・Ahrefs・Semrushの違いは?

SEOコンサルティングやディレクターは、Ahrefs(エイチレフス)やSemrush(エスイーエムラッシュ・セムラッシュ)を愛用しています。SEOツールの代表格ともいえ、Ubersuggestより高額かつ高機能。それぞれの違いを簡単にまとめてみました。

ツール名料金特徴
Ubersuggest無料〜買い切り99,999円・オールインワンのSEOツール
・買い切りで使える
・機能は豊富だが使いにくい
Ahrefs月額12,500円〜・被リンク調査に最適
・操作性に優れている
・使い方を解説した記事も多い
Semrush月額約20,000円〜・優秀なオールインワンSEOツール
・Ahrefsより高額
・レポート機能などが充実

あくまでも私の周りに限った話ですが、同業者(SEOコンサルタント・ディレクター)は、Ahrefs派とSemrush派にわかれており、Ubersuggest派は皆無です。

なので、より本格的にSEO対策を進めるのであれば、AhrefsもしくはSemrushの導入を検討するとよいでしょう。

Ubersuggestの拡張機能を使うには?

Chromeウェブストアから「Ubersuggest」をインストールするだけでOK。機能を有効にすると、検索結果の横にこのような画面が表示されます。

候補・疑問・関連・比較のタブをクリックするとUbersuggestの画面に移動し、それぞれに合致したキーワードが表示されますよ。

まとめ

SEO対策は漫然と行うのではなく、数字とベースに仮説、検証を繰り返すことが大事です。Ubersuggestを使うと、サイトやキーワードを分析するために必要なデータを得られます。

特別オファーの買い切り版はお得な値段で購入できますが、キーワード分析ツールが別途で必要になります。運営しているサイト数や必要な機能によって、どのプランを使うか検討しましょう。

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「新潟SEO情報局」の局長。SEO歴は10年以上で、オウンドメディア運用やコンテンツSEOが得意。普段はフリーランスのSEOディレクターとして活動中。

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