【SEO】キーワードの順番で検索結果が変わる?迷ったときの3つの考え方

この記事の監修者

「新潟SEO情報局」の局長。SEO歴は10年以上で、オウンドメディア運用やコンテンツSEOが得意。普段はフリーランスのSEOコンサルタント兼ディレクターとして活動中。

SEO対策をしていて、キーワードの順番に迷うこともあるでしょう。

「今までキーワードの順番なんて気にしていなかった」という人は注意が必要です。

同じ組み合わせでも、キーワードの順番によって検索結果が変わることがあります。よってSEO対策をしている方は、組み合わせだけでなく順番も考慮してキーワードを選定しましょう。

この記事では、キーワードの順番に迷ったときの考え方や、コンテンツの作り方を解説します。

適切なキーワードの順番がわかるので、SEOに強いコンテンツを作れます!

キーワードの順番に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

この記事は「コンテンツ制作ポリシー」に沿って制作しています。

目次

結論!SEO対策においてキーワードの順番は間接的な影響が生じる

キーワードの順番はSEO対策に影響を生じ、キーワードの順番が異なれば検索結果も変わります。キーワードの順番によって、検索意図も異なるからです。

例えば「犬 迷子」「迷子 犬」で検索結果を比較したところ、一部の検索結果に違いがありました。

「犬 迷子」では、最上部にAIによる回答が表示。それに続き、迷子犬の情報をまとめたデータベースの他、犬が迷子になったときの対処法をまとめた記事が上位に表示されています。

「迷子 犬」では、迷子犬の情報をまとめたデータベースや掲示板、Instagramアカウントなどが上位に表示されます。また、迷子犬を見つけたときの対処法に関するコラム記事もありますね。

「犬 迷子」の検索結果

「犬 迷子」の検索結果。最上部にAIの回答が表示されるのが特徴的。

「迷子 犬」の検索結果

「迷子 犬」の検索結果。データベースや掲示板が上位を占めている。

Googleは検索意図に合わせた回答を表示しているため、検索意図が同じなら同様の検索結果が表示されるはず。

同じ組み合わせのキーワードでも、検索結果は異なることがわかります。

キーワード検索意図(ニーズ)
犬 迷子犬が迷子になった…どう対応すればいい?
迷子 犬迷子の犬を見つけた…どこに連絡すればいい?

検索結果が異なることは、調べるユーザーの悩みがキーワードの順番によって異なるということ。

つまりキーワードの順番によって、検索意図に適したコンテンツを準備する必要があります。

SEO対策における「検索意図」とは?

検索意図」とは、検索エンジンを利用するユーザーが抱えている悩みや抱いている願望のことです。「犬 迷子」「迷子 犬」の場合、検索の背景にあるニーズは検索結果からそれぞれ次のように予測できます。

検索キーワードユーザー心理
犬 迷子・飼っている犬が迷子になってしまった
・どうやって探せばいいのだろう?
迷子 犬・迷い犬を見つけたらどうすればいいのだろう?

検索意図の種類と例

検索意図の種類によって、クエリは主に4種類に分類されます。検索意図はパーティカル検索の並び順や、検索結果から判断する必要があります。

クエリの種類クエリの特徴クエリの例優先的に表示されやすいパーティカル検索
Knowクエリ特定の単語、概念について知りたい検索意図とは画像
Goクエリ特定の場所、Webサイトへ行きたい池袋 ランチ地図、画像
Doクエリ特定の行動を取りたい、方法を知りたい海老 下処理動画、画像
Buyクエリ特定の商品・サービスを購入したい一眼レフ おすすめショッピング、画像

パーティカル検索とは、Googleの検索エンジンで表示されるカテゴリ別の検索結果のこと。カテゴリの並び順は検索結果によって異なり、クエリによって優先的に表示されやすいカテゴリの傾向が決まっています。

パーティカル検索のカテゴリ

  • 画像
  • ニュース
  • 動画
  • ショート動画
  • ショッピング
  • 地図
  • 書籍

異なるキーワードでも同一ページで対策する方がいい

「検索意図が違うなら、キーワードの順番ごとに2つのページを作ればいいの?」と疑問に思うかもしれません。ページを分けるかどうかは、検索意図の違いを考慮して決める必要があります。

キーワードの順番で検索結果に表示されるページが大幅に異なる場合は、それぞれ別ページを作ってもいいでしょう。しかし検索結果が類似している場合は、異なるキーワードの順番でも同一ページで対策することをおすすめします。

キーワードの順番によって2つのページを作成する場合は、カニバリゼーション(重複)に注意が必要です。

カニバリゼーションとはページのキーワードやコンテンツが重複しているときに、SEOの評価が分散してしまうこと。カニバリゼーションを起こすと、どちらも上位表示されないリスクを生じるため、SEO対策として逆効果になってしまいます。

キーワードの順番によって2つのページを作成するのは、検索意図が明確に異なる場合のみに留めましょう!

キーワードの順番に迷ったときの3つの考え方

キーワードの順番に迷ったときは、次の3つの考え方を参考にしましょう。

  • 自社のサービスとペルソナから考える
  • ドメイン評価が低い時期は順番を守る
  • 検索ボリュームが多いキーワードの順番にする

自社のサービスとペルソナから考える

キーワードの順番に迷ったら、自社のサービスを届けたい相手がどんなキーワードで検索するか考えましょう。

ペルソナとは想定される顧客の人物像のこと。キーワードの順番に迷ったら自社サービスのペルソナを設計し、顧客がどちらの順番でキーワードを検索するか考えます。

ペルソナが検索しそうなのはどちらの順番か?を考えると、目標キーワードが見えてきます!

ペルソナとはマーケティングで用いられる考え方の1つで、顧客のターゲット層から架空の人物像を設計します。

ペルソナで設定するプロフィールの例

基本情報・顔写真
・年代
・性別
・住んでいる地域
・家族構成
仕事情報・業界
・職種
・役職
・年収
心理特性・趣味
・性格
・価値観、興味があること
行動特性・余暇の使い方
・ライフスタイル
情報源・使用しているSNS
・閲覧しているWebメディア
・新聞、雑誌など購読している紙媒体

漠然とコンテンツを作成するより、明確なペルソナを設計した方がよりターゲットに届きやすいWebサイトを作れます。

ドメイン評価が低い時期は順番を守る

ドメイン評価が低い時期は、キーワードの順番を守って記事を書きましょう。

ドメイン評価とはホームページの信頼性、権威性を示す指標です。一般的にはDR(ドメインレーティング)やDA(ドメインオーソリティ)などの指標で判断されます。

ドメイン評価が高ければ、キーワードの順番や多少異なっても上位表示されやすい傾向があります。しかしドメインレーティングが0〜20と低いうちは、キーワードの順番を厳密に守ったほうが良いでしょう。

ドメイン評価を上げるための施策

  • 良質なコンテンツを作成する
  • 信頼性、関連性の高いサイトから被リンクをもらう
  • 記事数、更新頻度を増やす

ドメイン評価を短期で上げるのは難しいため、根気よく施策を続けましょう。

検索ボリュームが多いキーワードの順番にする

同じ組み合わせのキーワードでも、順番が異なれば検索ボリュームは異なります。キーワードの順番に迷ったら、検索ボリュームが多い方を選ぶ方法もあります。

検索ボリュームはユーザーによるニーズの大きさを反映する要素です。つまり検索ボリュームが大きいほど多くのユーザーが検索しているため、アクセスが集まりやすいことがわかります。

ただし、検索ボリュームが大きいキーワードほど競合サイトも増えます。競合サイトのドメイン評価が高い場合、上位表示を狙うのは難しいでしょう。

特に月間検索ボリュームが1,000以上のキーワードは、企業の競合サイトも増えるため上位表示が難しくなる傾向があります。せっかく検索ボリュームの大きい順番にしても、上位表示できなければユーザーには届きません。

特に個人でメディアを運営する場合、キーワード選定をはじめ競合に勝つには工夫が必要です。個人が企業のオウンドメディアに勝つためのポイントをこちらの記事でまとめています。

キーワードの順番を意識したSEOコンテンツの作り方

キーワードの順番が決まったら、その順番を意識しながらコンテンツを作ります。SEOコンテンツの作り方で注意すべきポイントを3点まとめました。

  • なるべく左に寄せてキーワードを設置する
  • hタグ(見出しタグ)にも設置する
  • 自然で読みやすい文章を執筆する

なるべく左に寄せてキーワードを設置する

人の目線はまず左側を見る傾向があるため、タイトル、見出しのキーワードはなるべく左寄せに設置しましょう。

ページをクリックしてもらうには、ユーザーに「この記事なら知りたいことが書いてあるかも」と思ってもらう必要があります。キーワードが目に入りやすい位置にあると、ユーザーの安心感につながります。

また、タイトルの長さによっては、右側に配置すると検索結果に表示されません。キーワードを確実にユーザーの目に入れるため、キーワードの位置は左側を心がけましょう。

hタグ(見出しタグ)にも設置する

h2やh3など、見出しに使われるタグをhタグ(見出しタグ)と言います。キーワードはhタグにも設置しましょう。見出しにキーワードを入れると、検索エンジンが記事の内容を認識しやすくなります。

見出しはユーザーが記事の内容を大まかにつかむためにも大事な要素です。
キーワードを入れつつ、わかりやすい見出しを設定しましょう!

自然で読みやすい文章を執筆する

コンテンツはあくまでユーザーにとって自然で読みやすい文章になるよう心がけましょう。「なるべくキーワードを入れよう」と意気込むあまり、不自然な文章にならないよう注意が必要です。

過剰なキーワードの詰め込みはペナルティの対象となり、SEO対策として逆効果になってしまいます。あくまでも文章として自然な範囲で、キーワードを入れるのがポイントです。

順番よりも重要なSEOキーワードの選定ポイント

キーワードの順番はSEOに影響しますが、選び方には順番よりも重要なポイントがいくつかあります。キーワード選定のポイントを3つ解説します!

ポイント特徴
グルーピング同じ検索意図のキーワードをまとめる
競合調査上位表示しやすいキーワードを選ぶ
ペルソナ設定成約に近いキーワードを選ぶ

グルーピング:同じ検索意図のキーワードをまとめる

グルーピングとは、同じ検索意図のキーワードをまとめることです。例えば「キーワード選定」「キーワード 選び方」なので、同じ検索意図のグループとして扱います。

以前のSEO対策では、1キーワードに1コンテンツを作成するのがセオリーでした。しかしキーワードの検索意図が重複していた場合、異なるキーワードでコンテンツを作成していてもカニバリゼーションと判断されてしまい、評価を落としてしまいます。

キーワードではなく、1インテント(検索意図)に対して1つのコンテンツを作成しましょう。

競合調査:上位表示しやすいキーワードを選ぶ

競合調査とは、目標となるキーワードやジャンルで現在上位に表示されているサイトを調査・分析することです。せっかくコンテンツを作成しても、競合が強ければ検索順位が低いためユーザーに見てもらえません。

特に競合サイトのドメイン評価を意識しましょう。最近のSEO対策ではドメイン評価の比重が大きい傾向にあります。競合サイトのドメイン評価が高く自社サイトのドメイン評価が低ければ、どれほど良質なコンテンツを作成しても上位表示は狙えません。

ドメイン評価はSEOツールを使って調査できます。

ドメイン評価を測定できるツールの一例

自社サイト、競合サイトのドメイン評価を比較して上位表示しやすいキーワードを選定しましょう!

ペルソナ設定:成約に近いキーワードを選ぶ

キーワード選定では、顕在層のペルソナが検索するキーワードを想定することが重要です。

SEO対策において大切なのは、商品・サービスを成約してもらうこと。いくらアクセス数が集まっても、成約がなければ利益にはつながりません。

顕在層とはマーケティングの概念で、商品・サービスの購入を検討しているユーザー層を指します。顕在層のほかに準潜在層、潜在層があります。

ユーザーの層特徴
顕在層商品・サービスの購入を具体的に検討している層
準潜在層ニーズはあるものの、まだ商品・サービスの購入は検討していない層
潜在層明確なニーズをまだ持っていない

先ほど紹介したDoクエリ、Buyクエリは顕在層につながりやすいので、自社を売り込むために狙ってもいいでしょう。

ただし、顕在層のペルソナが検索するキーワードは競合にとっても狙い目です。競合サイトが強ければ、上位表示が難しいケースもあります。

その場合は自社サイトのドメイン評価を高めながら、準潜在〜潜在層向けのキーワードを狙うことも視野に入れましょう。

まとめ

キーワードの順番はSEOに影響しているため、コンテンツを作成する際は順番も意識する必要があります。

検索意図や検索ボリューム、ペルソナなど複数の要素を検討してキーワードを決定しましょう!

コンテンツを公開したら、各キーワードの順位も必ずチェックしてくださいね。自分が意図したキーワードでコンテンツが上位表示されていない場合、リライトして順位を改善しましょう。

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