「会社名を検索しても、自社のホームページが出てこない…」
ホームページを作っても、何らかの理由で検索結果に表示されない場合があります。せっかく自社のホームページを作っても、お客様に読んでもらわなければ集客にはつながりません。
この記事では会社名を検索しても自社のホームページが出てこない理由と、検索結果で上位表示を狙うコツについて解説します。
会社名を検索しても出てこない理由7選
会社名を検索しても自社のホームページが出てこない場合、まずは思い当たる原因を確認しましょう。ホームページが検索結果に出てこない理由は主に7つあります。
- ホームページを立ち上げたばかり
- Googleにインデックスされていない
- noindexが設定されている
- タイトルに会社名が記入されていない
- 類似した会社名の企業が存在する
- 一般的に使用されている単語である
- ホームページがペナルティを受けている
それぞれの原因について、具体的に解説します。
ホームページを立ち上げたばかり
ホームページを立ち上げたばかりの場合、まだGoogleにサイトがインデックス(認識)されていないため検索結果に表示されません。
この場合はホームページがインデックスされるまで待つ必要があります。
Googleにインデックスされていない
Googleにインデックスされているかを調べるためには、「site:(ホームページのURL)」で検索しましょう。
Googleにインデックスされている場合は検索結果に表示されます。実際に弊社のホームページを検索すると、次のように表示されます。
Googleにインデックスされていない場合は、ホームページに検索結果が表示されません。
noindexが設定されている
noindexとは検索結果にサイトを表示させないためのメタタグです。noindexが付いたサイトはインデックス登録されないため、検索結果に表示されません。
タイトルに会社名が記入されていない
ホームページのタイトルに会社名が記入されていない場合は、Googleが会社のホームページとして認識しない可能性があります。
その場合、例え本文に会社名が入ってても検索結果に表示されません。
類似した会社名の企業が存在する
類似した会社名の企業が存在していると、会社名で検索しても上位に他社のサイトが表示されてしまう場合があります。
検索結果を複数の他社のサイトが占めていると、自社のホームページは検索結果で上位に表示されません。
一般的に使用されている単語である
検索エンジンは会社名と一般的な単語を区別できません。よって会社名が一般的に使用されている単語である場合、会社名を検索してもその単語に関するサイトが表示されてしまいます。
ホームページがペナルティを受けている
ペナルティとはGoogleが「品質に関するガイドライン」に違反しているコンテンツに対して、検索順位の下降やインデックスの削除などの対応を取ることです。
ホームページがペナルティを受けている場合は原因を確認し、対処しなければ検索結果に表示されません。
会社名を検索結果で上位表示させるコツ7選
上記の原因を踏まえて、会社名を検索して自社のホームページが出てくるように対策を行いましょう。検索結果で上位表示させるコツを7つ紹介します。
- 定期的に更新する
- インデックスリストを送信する
- オリジナルコンテンツを充実させる
- タイトルに会社名を記入する
- 会社名+◯◯の複合語で上位表示を狙う
- サイト構造を整える
- 構造化マークアップを設定する
それぞれのコツについて、より詳しく解説します。
定期的に更新する
定期的に質の高いコンテンツを発信することは、SEO対策として効果があると言われています。一度ホームページを作ったら放置するのではなく、定期的に更新しなければいけません。
なお、むやみに更新すれば良いわけではありません。質の低いコンテンツを追加すると、かえって検索順位が下がってしまいます。更新するコンテンツには質も求められますので注意しましょう。
インデックスリストを送信する
ホームページがインデックスされていない場合、インデックスリストを送信する必要があります。
インデックスリストはGoogleサーチコンソールから行えます。リクエスト後、しばらく待つとサイトがインデックスされます。
オリジナルコンテンツを充実させる
オリジナルコンテンツとは、そのサイト独自のコンテンツのことです。
他のホームページと類似したコンテンツばかりを掲載していると、コピーコンテンツと判断されてペナルティを受ける可能性があります。上位表示を狙うためには、ホームページにオリジナルコンテンツを充実させましょう。
タイトルに会社名を記入する
タイトルに会社名がなければ、Googleに会社のホームページとして認識されません。ホームページのタイトルに会社名を記入しましょう。
ホームページを見た相手にとっても、タイトルに会社名が記入されていた方がわかりやすく親切です。
会社名+◯◯の複合語で上位表示を狙う
同じ名前の会社が複数ある場合や、会社名が一般的に使用されている単語である場合は、会社名のみの検索結果で上位表示を狙うのは難しいでしょう。会社名単独で上位表示が難しい場合は、会社名と他の単語を組み合わせた複合語で上位表示を狙いましょう。
例えば自社のオフィスが東京都の新宿にある場合は「会社名+新宿」、会社がコンサルティング業を展開している場合は「会社名+コンサル」といった複合語をホームページに記入します。
サイト構造を整える
カテゴリーの階層が複雑になりサイト構造が整っていないと、Googleが内容を認識しづらいホームページになってしまいます。
ホームページを訪れた人にとってもわかりにくく、不親切な印象を与えてしまいます。カテゴリーはなるべくシンプルにして、サイト構造をわかりやすく整えましょう。
構造化マークアップを設定する
構造化マークアップとは、Googleにサイトの意図が伝わるように特定のデータを記述することです。構造化マークアップを設定するとGoogleがコンテンツの内容を認識しやすくなるため、ホームページの上位表示が期待できます。
例えば料理のレシピに関するサイトでレシピの材料、カロリー数、加熱時間を記入すると、Googleが「料理に関するコンテンツを提供している」と認識します。
ホームページがペナルティを受けている場合の対処法
Googleによるペナルティには、自動ペナルティと手動ペナルティの2種類があります。それぞれのペナルティについて、原因と対処法を解説します。
自動ペナルティの場合
自動ペナルティとは、検索エンジンにより機械的に行われるペナルティのことです。自動ペナルティを受けていて場合はGoogleサーチコンソールに警告メッセージが届かないため、自分で原因の特定と修正を行う必要があります。
自動ペナルティを受ける原因の一例を紹介します。
- コピーコンテンツ、他のサイトと重複した内容のコンテンツが含まれている
- キーワードを過剰に詰め込んでいる
- コンテンツの質が低い
手動ペナルティの場合
手動ペナルティとは、Google担当者の判断によるペナルティを指します。手動ペナルティを受けると、サーチコンソールに警告メッセージが表示されます。
手動ペナルティを受けた場合は指摘された警告について、ホームページの該当箇所を全て修正しましょう。
会社名を検索しても出てこないときによくある質問
「会社名を検索しても出てこない…」と悩んでいる場合、基本的には上記の対策で問題を解決できます。その際によくある質問をまとめました。
Q.いきなり検索に出てこなくなったのはなぜ?
もともと検索結果に表示されていたのにでてこなくなった場合、原因として
- ホームページがペナルティを受けている
- 自社サイトの検索順位が落ちてしまった
の2つが考えられます。
Q.検索しても出てこないようにするには?
検索しても出てこないようにするには、noindexというメタタグを使用します。
noindexに設定すると、ホームページは存在していても検索で表示されなくなります。
まとめ:会社名を検索しても出てこないときは、理由に応じた対策が必要
会社名を検索しても自社のホームページが出てこない場合、闇雲にホームページを修正しても効果が出るとは限りません。検索結果に出てこない理由を確認してから対策をとる必要があります。
特にホームページがペナルティを受けていた場合、原因を全て修正しない限りホームページは検索結果に表示されません。
正しい方法で対策をとり、ホームページを上位表示させて集客を図りましょう。